道元禅師に学ぶ– category –
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『永平広録』第471段の上堂
今回は道元禅師がおしるしになられた「永平広録」の第471段の上堂を参究します。 『永平広録』第471段の上堂 『永平広録』第471段の上堂 上堂。云く、問あり答あり、屎尿狼藉す。問なく答なし、雷霆闢靂す。十方大地平沈し、一切虚空迸裂す。 初めに余談で... -
『永平広録』第470段の上堂を参究する。
今回は道元禅師がおしるしになられた「永平広録」の第470段の上堂を参究します。 『永平広録』第470段の上堂 『永平広録』第470段の上堂 上堂。黄龍普覚禅師の上堂に云く、「三祖云く、『円なること太虚と同じく、欠けることなく余ることなし。良に取捨に... -
『永平広録』第469段の上堂を参究する。
今回は道元禅師がおしるしになられた「永平広録」の第469段の上堂を参究します。 久しぶりの投稿となりますが、この「永平広録」に関しては「普勧坐禅儀」の講義と少し変えて、よりシンプルにお伝えしていくことを目的としております。 また連載的なお話に... -
『永平広録』第478段の上堂「貧しいは豊か?道元禅師とお母さんについて」
『永平広録』第478段の上堂を参究する 『永平広録』第478段の上堂 先妣忌辰の上堂。乞児、鉢盂を打破する時、桃李縦い霜と雪とを経るとも、吾が仏の毫光、十方を照らす。光光微妙にして法を演説す、這箇はこれ仏祖の処分する底、さらに衲僧行履のところに... -
『永平広録』第467段の上堂を参究する。
今回は道元禅師がおしるしになられた「永平広録」の第467段の上堂を参究します。 『永平広録』第467段の上堂 蔵主(ぞうす)を請する上堂。云く。仏、大千を化するに教迹(きょうしゃく)来る。拳頭一たび挙すれば雲雷を作す。無辺の義海、朝宗のところ。... -
『永平広録』第466段の上堂を参究する。全てはこの指の中にある
みなさま、お久しぶりです。 しばらく更新が途絶えておりまして、申し訳ございません。 約1年ぶりとなります。 本日よりまた少しずつですが「道元禅師」に関するブログ記事をUPしていきますので、ぜひまたお楽しみいただければと思います。 早速ですが、道... -
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㊿本当の宝とは?
本記事をもちまして、この『普勧坐禅儀』の講話は第「50回目」を迎えます。 ここまで連載してこれたのも、日々このblogをチェックしてくださる皆様のおかげです。 心より御礼申し上げます。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。 ... -
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㊾我々は真実に生き、真実を守り伝えなければならない。
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 仏々(ぶつぶつ)の菩提に合沓(がっとう)し、祖々の三昧(ざんまい)を嫡嗣(てきし)せよ。 という部分を解説していきます。 まず初めに前回の、 ... -
「道元禅師の旅」キーワードごと簡易検索システム、「禅旅」。
この「禅旅」では当ブログ、「道元禅師の旅」において重要となる「キーワード」に関連した記事を、簡単に見つける事ができます。 自身で分からない内容があった時、それを解消するために活用出来たり、そのキーワードごとに関連した記事を続けて読みたい場... -
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㊽「直指」とは何か?
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 直指(じきし)端的の道(どう)に精進し、絶学無為の人を尊貴し、 という部分を解説していきます。 まず初めに、前回の のポイントを振り返りたいと...