2021年– date –
-
道元禅師と禅僧たちの物語
『無門関』の趙州従諗禅師と二人の修行僧にみる「命」のエピソード
趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)禅師(778年 - 897年)は中国唐代の僧で、中国禅宗における巨人です。 「庭前の栢樹子」を例に見ても、その道に通ずる方であれば、この趙州禅師の名はさまざまな場面で目にするはずです。 今回はそんな趙州禅師とある二... -
道元禅師に学ぶ
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉜頭の中の存在は存在ではない
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 払拳棒喝(ほっけんぼうかつ)を挙(こ)するの証契(しょうかい)も、未(いま)だ是れ思量分別の能く解(げ)する所にあらず。 という部分を読んで... -
道元禅師に学ぶ
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉛その日、お釈迦様がお示しになった本当の説法とは?
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 初めに前回の、 道元禅師の『普勧坐禅儀』... -
道元禅師に学ぶ
「指竿針鎚の針とは?」普勧坐禅に学ぶ㉚
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを... -
道元禅師に学ぶ
「指竿針鎚の竿とは?」普勧坐禅儀に学ぶ㉙
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを... -
道元禅師に学ぶ
「指竿針鎚の指とは?」普勧坐禅儀に学ぶ㉘
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを... -
道元禅師に学ぶ
「仏法は何の役にも立たない」普勧坐禅儀に学ぶ㉗
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 嘗て観る、超凡越聖(ちょうぼんおつしょう)、坐脱立亡(ざだつりゅうぼう)も、此の力に一任することを。 という部分を読んでいきたいと思... -
道元禅師と禅僧たちの物語
「臨済義玄禅師」が出会った真実の仏法とは?
今回は「禅僧たちの物語」第五弾として今日の臨済宗をお開きになった、「臨済義玄禅師」のある逸話をご紹介したいと思います。 実に誠実で、聡明な方であったとされる「臨済禅師」。 そんな「臨済禅師」が、若かりし折に触れた「真実の仏法」との出会いの... -
道元禅師に学ぶ
「坐禅を終えた時は安祥として起つこと」。普勧坐禅儀に学ぶ㉖
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 若し坐より起(た)たば、徐々として身を動かし、安祥(あんしょう)として起つべし。卒暴(そつぼう)なるべからず。 という部分を読んでい... -
道元禅師に学ぶ
「月の光はもとから輝いている」普勧坐禅儀に学ぶ㉕
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 當(まさ)に知るべし、正法(しょうぼう)自(おのずか)ら現前し、昏散(こんさん)先づ撲落(ぼくらく)することを。 という部分を読んで...