2021年– date –
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道元禅師と真実
一遍上人の「詩」にみる、当事者と傍観者の世界
皆さんは「一遍上人(いっぺんしょうにん)」をご存知でしょうか? 今回はこの「一遍上人」の「詩」を題材として、世界の真実の有り様について考えていきたいと思います。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。大学卒業後、禅の修... -
道元禅師に学ぶ
「公案現成」の意味とは?「今」目の前に展開する一切は行き詰まりがない。普勧坐禅儀に学ぶ㉔
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 公案現成(こうあんげんじょう)、籮籠(らろう)未だ到らず。若(も)し此の意を得ば、龍の水を得たるが如く、虎の山に靠(よ)るに似たり ... -
道元禅師に学ぶ
「坐禅はお悟りを証明している行」普勧坐禅儀に学ぶ㉓
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 菩提を究尽(ぐうじん)するの修證(しゅしょう)なり。 という部分を読んでいきます。 まず初めに前回の、 のポイントを振り返りたいと思い... -
道元禅師に学ぶ
「坐禅は個人のならいごとではない」普勧坐禅儀に学ぶ㉒
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 所謂(いわゆる)坐禅は、習禅には非ず。唯、是れ安楽の法門なり。 という部分を読んでいきます。 まず初めに前回の、 のポイントを振り返り... -
道元禅師と真実
不思量底とは?
道元禅師の『普勧坐禅儀』は、在家の者、出家の者問わず普く人々に「坐禅」とは何か?その坐禅の「意義」と「作法」についておしるしになった「坐禅の奥義書」であります。 その『普勧坐禅儀』の一文で次のようなものがあります。 箇(こ)の不思量底を思... -
道元禅師に学ぶ
「本来の命を生きる為に坐禅を行う」普勧坐禅儀に学ぶ㉑
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 箇(こ)の不思量底を思量せよ。不思量底(ふしりょうてい)、如何(いかん)が思量せん。非思量。此れ乃ち坐禅の要術なり。 という部分を読... -
道元禅師に学ぶ
「坐禅における正しい呼吸法とは?」普勧坐禅儀に学ぶ⑳
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 鼻息(びそく)、微かに通じ、身相(しんそう)既に調へて、欠気一息(かんきいっそく)し、左右搖振(ようしん)して、兀兀(ごつごつ)とし... -
道元禅師に学ぶ
「道元禅師がお示しになる正しい坐禅作法とは?」普勧坐禅儀に学ぶ⑲
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 尋常(よのつね)、坐処には厚く坐物(ざもつ)を(と)敷き、上に蒲団を用ふ。或(あるい)は結跏趺坐、或は半跏趺坐。謂はく、結跏趺坐は、... -
道元禅師に学ぶ
「瓦をいくらみがいても鏡にはならない」普勧坐禅儀に学ぶ⑱
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 作仏を(と)図ること莫(なか)れ。豈に坐臥に拘(かか)はらんや。 という部分を解説していきます。 それではまず初めに前回の、 のポイン... -
道元禅師について
道元禅師にまつわるエピソード、「紫の衣」について
地位や名誉とは縁遠い山奥の地で、多くの弟子達と坐禅修行に励み、自身の生涯を「坐禅」に捧げてこられた道元禅師。 そして真実の追求のために、ただひたすら「坐禅」に打ち込む。 つまりその「真実」にひたすら打ち込める環境こそ、道元禅師にとっては地...