harusuke– Author –
-
「眼横鼻直」。大自然の摂理。私は大自然の所有
迷いや不安は尽きない。いつも悩んでばかりいる。これが人間です。 まず、世界と私とは1つです。2つとしてこの世界が分裂することはない。鳥の声が聞こえ、自分の耳を震わせるのは鳥が自分だからです。鳥によって自分という命が起こされているからです。 ... -
「普段の生活の尊さ」、仏教は生活教。我々の「生きる目的」は普段の生活にあった!?真実とか悟りとか、そのような詮索はどうでもいい?
仙台の冬は寒い。薄暗い早朝より、凍りつくぞうきんで板の廊下をふいているときであった。何ともいえぬ感激が込み上げてきて、思わず涙が溢れた。理屈なしにありがたかった。我が家にいる頃はまだふとんの中で惰眠をむさぼっている時間に、このようにすか... -
女性(美人)は仏道の邪魔になる?
今回は少し肩の力を抜いて記事を書いてみました。 半分本気の、半分冗談めいた記事です。ブレイク時間としてお読みください。 仏道を邪魔するということ 私は「男」です。やはりそれなりに色欲があります。だらしないことに女性が大好きです。きれいな女性... -
「今、ここ、この自己」の尊さ。自己が尊いのはこの世界は全て「自己」の展開だから。真実がこの「自己」だから。
今、ここ、この自己。今の私には「これ」しかありません。 また未来においても、過去においても、今、ここ、この自己。その積み重ねをただしてきたわけです。これからもしていくわけです。 生きるというのは、今、ここ、この自己の積み重ねです。 生きてい... -
「人」に評価されずに生きることが実は尊い。
「人間同士の評価」が必ずしも大切だということはありません。 人に評価されること、それはそれでいいのだけれど、それが全てではない。そこで評価されることに囚われてはいけないということです。 ここは仏の世界で、肝心の私がその「仏」そのものだから... -
仏法と道理(自然)について
「仏法とは道理の教えである。」 これはかつて永平寺で修行され、その後總持寺でもご活躍された佐藤俊明老師著の「修証義に学ぶ」という書籍に記されていた言葉です。 まさにその通りだなと共感したので、今回その思いについて述べてみたいと思います。 仏... -
延寿とは?
「延寿」という言葉があります。 今この言葉をwikipediaで引くと、「寿命を延ばすこと。長生き。」と出てきます。 延寿、延命。これらは普段我々もよく使う言葉ですね。 この言葉が出来た経緯が少し興味深いのでここでお話ししたいと思います。 延寿の背景... -
「慣れ」や「日常」と、どう向き合うか。そこと向き合うことが大切。
私がこの世に生まれてから36年の歳月が過ぎました。 幼少期は目に映るもの全てが珍しく、世界が輝いているように見えました。 外で遊ぶのも、学校へ行くのも、近所のデパートに行くのも、初めてのことばかりでただ、ただ楽しかったんですね。 また私は田舎... -
ここでは花が枯れ、腹が減る。私は仏。
ここでは花は枯れ、腹が減ります。それは絶対です。それは大自然の働きです。大自然は絶対です。 花だけでなく私の体もそうです。 それはどうすることもできません。しかし絶対ということは、それはある意味お救いです。 お救いとは「絶対に〜してくれる。... -
つまらない人生だろうと、つまらない掃き掃除だろうと
言わずもがな、ここの世界にあるもの。話はそれが全てです。一般的な考察や、何かの正体について定義したり議論するときも、この世界で起きている、この世界にあるものについてを話しているわけです。 この世界にすでに起きていること、これから起きそうな...