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道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉜頭の中の存在は存在ではない
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 払拳棒喝(ほっけんぼうかつ)を挙(こ)するの証契(しょうかい)も、未(いま)だ是れ思量分別の能く解(げ)する所にあらず。 という部分を読んで... -
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉛その日、お釈迦様がお示しになった本当の説法とは?
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は『普勧坐禅儀』本文の、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 初めに前回の、 道元禅師の『普勧坐禅儀』... -
「指竿針鎚の針とは?」普勧坐禅に学ぶ㉚
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを... -
「指竿針鎚の竿とは?」普勧坐禅儀に学ぶ㉙
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを振り返りたいと思います。 前... -
「指竿針鎚の指とは?」普勧坐禅儀に学ぶ㉘
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 のポイントを振り返りたいと思います。 前... -
「仏法は何の役にも立たない」普勧坐禅儀に学ぶ㉗
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 嘗て観る、超凡越聖(ちょうぼんおつしょう)、坐脱立亡(ざだつりゅうぼう)も、此の力に一任することを。 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初めに前回の、 ... -
「臨済義玄禅師」が出会った真実の仏法とは?
今回は「禅僧たちの物語」第五弾として今日の臨済宗をお開きになった、「臨済義玄禅師」のある逸話をご紹介したいと思います。 実に誠実で、聡明な方であったとされる「臨済禅師」。 そんな「臨済禅師」が、若かりし折に触れた「真実の仏法」との出会いの... -
「坐禅を終えた時は安祥として起つこと」。普勧坐禅儀に学ぶ㉖
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 若し坐より起(た)たば、徐々として身を動かし、安祥(あんしょう)として起つべし。卒暴(そつぼう)なるべからず。 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初め... -
「月の光はもとから輝いている」普勧坐禅儀に学ぶ㉕
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 當(まさ)に知るべし、正法(しょうぼう)自(おのずか)ら現前し、昏散(こんさん)先づ撲落(ぼくらく)することを。 という部分を読んでいきたいと思います。 まず初... -
一遍上人の「詩」にみる、当事者と傍観者の世界
皆さんは「一遍上人(いっぺんしょうにん)」をご存知でしょうか? 今回はこの「一遍上人」の「詩」を題材として、世界の真実の有り様について考えていきたいと思います。 一遍上人とは? イラスト画・吉田義晃氏より出典 「時宗」を開いた「一遍上人(い...