新着記事一覧
その他
我々はなぜ生きるか。何のために生きるのか。
「死してもなお仏。」これは間違いのない事実ですが、やはり死ぬのは悲しいことです。 私たちはいつか死ぬのであります。 いずれ終わってしまうというのに、一体我々は何のために生きているのか、あるいは何のために生きていくのでしょうか。 このように普... その他
仏とは「乾屎橛(くそかきべら)」だ。非常に汚いものだ。
仙厓和尚は「屁なりとて、あだなるものと思うなよ、ブッという字は仏なりけり」と言われました。 これは笑い話でしょうか? しかし同じように、とある修行僧が一休さんに「どうしたら仏になれますか?」と聞くと、尻をまくって大尻を出して、「仏はここで... その他
全て「仏」のみ。仏道に生かされている。
この世界は「仏」のみです。 例えば今目の前にあるもの、そこで聞こえるもの、見えるもの、匂うもの。 それら全てが「仏」です。 なぜなら鳥の鳴き声が自分の耳を震わせるように。またあるいは人と人とが手を握り合って温もりを感じるように。またあるいは... その他
「生きること」が本当の救い。ここで生きること。この水の中の世界を生きるということ。
どのような「心構え」で生きるのが正しいか。果たしてこの世界の「真実」とは何か。 しかし、このような考えに縛られることほど、馬鹿らしいものはありません。 なぜならそんなことを気にしなくても、あるいは明らかにしなくても、事実、生きていける。た... その他
「無常」とは?死してもなお「仏」ということ。
人はいずれ死にます。死ぬと焼かれ「骨」になります。その焼かれている途中で、血肉はなくなり、空へと帰り、宇宙へと帰っていきます。 さらに「骨」だけになって、お墓に入ってもいずれはその骨も無くなってしまいます。 要するにこの世界で永久に形をと... その他
「無為法」について。我々がわかっておかなければいけないこと
「清浄本然、云何が忽ち山河大地を生ずや」 これは、 本来清浄なものから、どうして山河大地など色々な差別相が生じるのでしょうか という意味になります。 「楞厳経」という仏典の中に出てくる一文に対し、とある修行僧が疑問をいだきました。 要するに「... その他
ここは「魔法(仏)」の世界。うちわで仰げば「風」が起こる。
最近は堅っ苦しい記事ばかりでしたから、たまにはこうした「厨二病感」を匂わせる記事も悪くはないのではないでしょうか。 今私は「植物学」の本を読んでいます。そこで色々なことを学ばせてもらっています。 実はそれで新しい気づきがあったんです。今回... その他
「仏教」もない、「禅」もない、「仏」もない、「救い」もない。
タイトルで少し驚かれた人もいると思いますが、要するに今回も以下の2つの記事と同じように「仏教」とは何か、ということを考えてみたいと思うのです。 日本はかつて「仏教大国」と呼ばれておりました。残念ながら今は人々の信仰心は薄れ、なかなかそのよ... その他
「仏性」とは何か?存在が「仏性」。我々が仏である理由。
例えばトイレで用を足した後、レバーを引けば簡単に水が流れます。 リモコンのスイッチを入れれば、簡単に冷房がきき始めます。 あるいは「うちわ」で仰げば、風が起こります。 或いは人間以前の、大自然のみの世界だったとしてもそうです。 木々が自らの... その他
米一粒の「扱い」、本当の「道理」について考える
まずはこちらの一文をお読みください。 昔は「ご飯一粒でも粗末にすると目が潰れるぞ」と言いました。今は、そんなふうにいうと「何だ目なんか潰れていないじゃないか、そんなのウソだ」と反抗して、子供の方が文句を言うそうですよ。私はお年寄りに言うん...










