新着記事一覧
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「人間が生きる目的、本来の面目とは?」普勧坐禅儀に学ぶ⑭
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 身心(しんじん)自然(じねん)に脱落して、本来の面目(めんもく)現前(げんぜん)せん。 という部分を解説していきます。 それではまず初めに前回の、 のポイントを振... -
曹洞宗の「面壁坐禅」と臨済宗の「対座坐禅」その違いは何か?簡単にご紹介。
現在日本における禅宗は「曹洞宗」、「臨済宗」、「黄檗宗」の3つがあります。 その中で曹洞宗の「坐禅」は壁に向かって行います。これを「面壁坐禅」といいます。 一方、臨済宗と黄檗宗の「坐禅」は人と向かい合って「対座」形式で行われます。 今回、こ... -
「言葉」では「真実」に辿り着くことはできない。普勧坐禅儀に学ぶ⑬
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 所以(ゆえ)に須(すべか)らく言(こと)を尋ね語を逐ふの解行(げぎょう)を休すべし。須らく囘光返照(えこうへんしょう)の退歩を学すべし。 という部分を解説してい... -
宏知正覚(わんししょうかく)禅師の貫いた坐禅とは?
今回は、宏知正覚(わんししょうかく)禅師についてご紹介させてください。 「宏知正覚禅師」は道元禅師が非常に尊敬しておられた祖師のお一人であります。 祖師を慕う敬称として「古仏」という表現をしますが、道元禅師はこの言葉をあまり使いません。 し... -
「仏法は無我にて候う。」普勧坐禅儀に学ぶ⑫
こんにちは、harusukeです。 本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 少林の心印を伝(つた)ふる、面壁九歳(めんぺきくさい)の声名(しょうみょう)、尚ほ聞こゆ。古聖(こしょう)、既に然り。今人(こんじん... -
菩提達磨様の生涯とは?
「だ~る~ま~さ~ん~が~こ~ろ~ん~だ!!」 現在の我々の生活にも馴染みの深い「だるまさん」。 あなたはこの「達磨(だるま様)」がどういった人物で、どのようなことをされてきた人物かをご存知でしょうか? そこで本記事ではインドで王族としてお... -
「天上天下唯我独尊」とは?普勧坐禅儀に学ぶ⑪
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、前回の 矧(いわ)んや彼(か)の祇薗(ぎおん)の生知(しょうち)たる、端坐六年の蹤跡(しょうせき)見つべし。 という部分の復習から入っていきます。のちに新しい部分... -
「即心即仏」とは何か?
この記事では「即心即仏(そくしんそくぶつ)」とは何かについて解説していきます。 「禅」において大変奥の深いワード、「即心即仏(そくしんそくぶつ)」。 早速、読み進めてみましょう。 この記事を書いているのは こんにちは「harusuke」と申します。 ... -
「お釈迦様と同じ命を我々は生きている。」普勧坐禅儀に学ぶ⑩
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 矧(いわ)んや彼(か)の祇薗(ぎおん)の生知(しょうち)たる、端坐六年の蹤跡(しょうせき)見つべし。 という部分を解説していきます。 まず初めに前回の、 のポイン... -
「自分とは他で出来ている」普勧坐禅儀に学ぶ⑨
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。 今回は、 直饒(たとい)、会(え)に誇り、悟(ご)に豊かに、瞥地(べつち)の智通(ちつう)を獲(え)、道(どう)を得、心(しん)を(の)明らめて、衝天の志気(しいき)を...